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造りだされる幻影
造りだされる幻影
みのもんた番組に不二家がズバッ! | デイリースポーツonline
TBSは28日記者会見し、複数の点で「正確性を欠く部分があった」と放送内容の誤りを認めた。再出荷作業が日常的だったとする部分は「実際は10年以上前についての証言だった」と説明。牛乳を混ぜるとした部分については「何を入れたかはっきり分からない」とした。一方で、「根幹部分に問題はなく、ねつ造などはなかった」と話している。
まあ、ああいうスタンスだったらいずれこうなりますわな。
「根幹部分」を恣意的に曲解し誤解を与えるのがTBSの報道姿勢のようですから、弁明にも特に違和感は感じないですけど、やってることは関西テレビ以上に悪質なんじゃないですかね。
根拠の薄い科学には追求の余地があるけど、匿名の証言者の存在にはそれがないですから。おそらく匿名というものを最も有効に悪用しているメディアなのではないかと思います。桜庭批判の捏造の件も匿名の声を利用したものでしたし。
放送業務には免許が必要なわけですけど、是非ともみのもんた氏には医師の免許制度の実効性だけにとどまらず、放送業務の免許制度の実効性についてもズバっと切り込んでもらいたい。
こんな中で「テレビの信頼性を著しく損ねた」なんて言われても、茶番にしか見えません。
しかしこれ、見ようによっては、今や「ネットの常識」などとまで言われている匿名発言の脆弱性を突いているようにも思えます。あくまで俺には、ですけど。
匿名であるがゆえに(法的な介入がない限り)その存在を立証できない。
某掲示板群にも実体のあやしい人たちが蠢いていますし、某匿名ダイアリーも今や自己顕示欲旺盛なひとたちがあーだこーだ。
個人的にはあんなやり取り、どうして普通のじゃダメなんだろう、とか思いますけど。
そして答えもわかってます。人が集まってるからですね。人気サイトのweb拍手とかもそんな感じ。
国民総ホームページなこんなブログ時代になっても、結局見てもらえるのは一部だけ。それが不満な人は、自然と人気のあるところに赴くようになるわけです。
そこに発言の責任も取らなくていいとなれば、そりゃ流行るでしょう。
本来はID制のコミュニティなのに、何だか皮肉な感じ。
俺はハンドルを持っているのであればそういう匿名とはまた別であって、もちろん実名とも違うけどそれに準じたコミュニケーションが取れるんだから別にいいんじゃないのってな考え方なわけですけど、結局そんな枷は多くの人にとって邪魔なものでしかない。
実体がわからなければわからないほどいい。昔でいうところの捨てハンなるものを使いこなす人はそんな感じ。
でも、実体がわからなくなると、それはそれで困ったことになります。YouTubeにビデオ投稿した外国人にひどい中傷をしてしまっても、誰を責めることもできません。
だから、識別子としてIDなりハンドルなりがあるわけですけど、最近は「そもそもハンドルすら必要ない」ってひとが一部で増えてるような気がします。
ちなみにこういう状況のことを社会的ジレンマというらしいです。ゴミ出しの問題がそうなんだそうな。
まあ確かに匿名でしゃべったところでどうともならない話題も多いのですけど、ブログ炎上の件のように匿名であることが問題をややこしくすることもあります。
ああいうときって、必ず「まともな意見を言っている人もいる」という話題が出ますが、そういう人はそもそもああいう愚か者にまぎれて意見を言ってはいけませんって。
メールやトラックバックが送れるのであればそれを利用するとか、できないのであれば頃合いを図るなりしたほうが賢明でしょう。
恨むなら、まずはその愚か者たちを恨むべきですよ。
まあ、自分の目的を達成するために愚か者を利用して「一部」のせいにするってのもまた賢いですが、賢しい。
個人的には「まともな意見を言うような人」にそういうことはやってほしくないのですけど、世を生きるためにはそういうのもまあ、必要といえば必要なんでしょう。
閑話休題。
で、そんなジレンマに陥っていろいろ問題が起こってる匿名社会に、TBSは一石を投じようとしているわけです。
「お前らそんな実体のない言葉に踊らされてていいの?」みたいな。
実体がないというより、説得力がないと言ったほうが正確ですかね。
ネットの問題点としてよく挙げられるもののひとつに「実名での発言を強制する仕組みがない」「容易に個人を特定することができない」というものがありますが、実際にメディアがそういうものを作り出すことで、ネットの危うさを指摘している、と。
でも、仮にそうだとしても、これじゃ相討ちどころか大損ですよねえ。
これじゃ、利権や圧力にがんじがらめなマスコミへの不信を強めることにしかならないような。
うーん、ここまで言っといてなんですが、やっぱり純粋に捏造しただけかな(笑
匿名性の悪用ってのはあるにしても、そこまで考えてやってるとは考えにくい。
「利用してやろう」ってなところでしょうか。
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